「カンブリア宮殿」で自転車のあさひ社長が出演していました。

「カンブリア宮殿」で自転車のあさひ社長が出演していました。

■2011年1月13日「カンブリア宮殿」で自転車のあさひ社長が出演していました。

 

自転車屋「あさひ」、自転車販売台数ダントツ1位!客を呼び込む自転車屋日本1位の感動!あさひ社長・下田進さんのお話です。

 

もともとおもちゃ屋だったそうですが、大手のスーパーに客足を取られ、客ゼロの状態から自転車屋への転換を始めています。

 

街の自転車屋を初めて、自転車の修理に訪れる人たちとの会話や、修理への感謝の言葉など、人とのつながりで、商売が面白くなったと語っていました。

 

激安自転車業界で安さだけではない、客が集まる究極の自転車屋としてその極意が紹介されていました。

 

それは、なにも珍しいことではなく、お客さんの立場では、お店に求めるあたり前なことを、一生懸命実行しているといった感じです。

 

あさひでは、226店舗を関東関西を中心に展開しているチェーン店です。日本の自転車10台に1台はあさひが売っているそうです。年間売上260億円、自転車屋さんで唯一世界で上場している会社ということです。

 

自転車なんてどこで買っても同じじゃないのか?と思いますが、この番組を見ると、そんなかとないなと考えが変わりました。自転車のあさひでやっていることは、商売の王道的なことです。他の業種でも見習うところがたくさんあります。

 

自転車あさひの店内には、たくさんの種類を陳列しています。多いところでは1000台も店内に陳列しているそうです。

 

ホームセンターでは、同じようなものしか陳列していないので選べない欠点があります。ここにくれば、いろいろ比べて楽しくなりそうですね。

 

どうすれば、お客さんの支持をえることが出来るのかということのひとつに、店内を常にきれいにしている場面がありました。

 

床と自転車、商品のレイアウトを徹底してきれいにしていました。たくさんある商品を見やすく工夫するといったあたりまえなことをやっています。

 

昔の自転車屋さんは、油まみれの雑然としたところが多かったと思います。今では、ホームセンターなどで広告に出ていた安売りの自転車をとりあえず見にいって、安いからまあいいかと思いながら買っていることが多々あります。

 

また、あさひでは、組み立てや修理のコックピットを備えていて、すぐに修理をしてくれるそうです。修理に尋ねたお客さんに常に笑顔で接して待たせない作業、なかなかいいですね。

 

他には、明朗会計で修理価格がはっきり表示している。390円のサンキュー価格でにの整備をやっている。

 

自転車は、部品でお店に納品されるので、自転車店の組み立ての技術力で商品の良し悪しが決まってしまうそうです。そういえば、私もネットでミニタイヤの自転車を購入した時に、届いた自転車は、ハンドルが少しゆがんだ状態で組まれていました。新品でこういった組み立てはやっぱりいやですね。二度とこの店では買うまいと思いました。

 

こんなところで、量販店の自転車と差別化を図っています。

 

自転車の販売量は、スーパーや量販店で7割、町の自転車屋さんが2割、後の1割があさひで売っているということですから、すごいものです。

 

量販店で販売された自転車の修理を小さな自転車が引き受けるという図式を崩したかったと社長さんはおしゃっていました。

 

あさひの販売量と技術力でトータルでお客さんの満足につながっているようです。

 

「地域の自転車店として地域の人たちのサイクルライフをしっかり守っていきたい。」あさひ社長の全国の店長会での言葉です。ひとつポリシーをもっていますね。店長を前に販売量の競争ではなく、商売のポリシーを語ることは大切なことだと思います。

 

お客さんが訪れるときに、社員には、お客さんには、とにかく「YES」から受け止めるということからお客さんの支持を得ることを指導しているといいます。

 

もちろん利益を追求するわけですが、お客さんへの「YES」から始めれば、あとから利益がお駄賃のようについてくるものともかたっていました。

 

命をかけて一生懸命やるという仕事としてやらないと面白くないとも。

 

日本では、今、年間230万台使い捨ての自転車、放置自転車があるそうです。その現状にたいしては、売ったら売りっぱなしにしない自転車を目指しているとあさひ社長さん。

 

あさひの独自商品では、子供用の自転車にはサッカーボールの入るカゴをつけたり、婦人用には、しっかりした荷台、ビジネスマン向けには、ズボンの裾がチェーンに触れないようにカバーをつけても見た目を重視して透明にするなど、なかなか気の利いた自転車を紹介していました。見ているとなんだか欲しくなりました。

 

番組の最後に、10周遅れで先頭を走っているランナーだと、今の商売をしているような気がすると社長の言葉です。今までの苦労を見事に表現していました。

 

2011年1月14日T.Cohen